◆売上額と店舗数換算で日本最大のコンビニチェーン。現在はセブン&アイホールディングスの傘下であり、組織再編の際に看板のマークが7&iマークに変わってしまったため、上の写真のような看板はもう見られない。元はアメリカで冷蔵庫の冷媒の氷を販売していた氷店が顧客の要望に応えて食料品などを扱うようになったのが始まり。日本ではイトーヨーカ堂出資で設立された株式会社ヨークセブン(後に株式会社セブン-イレブン・ジャパン)が米国セブンイレブンの運営元のサウスランド社(現在は7-イレブン株式会社)から日本での商標の使用許諾を受けたことによって1974年に1号店が開店した。当初の米国流の商習慣は日本の消費者に受け入れられなかったため日本人の嗜好に沿うような改善をした結果成功し、これが日本のコンビニ経営手法の基礎となっている。ライセンス元のサウスランド社が1991年に倒産した際にはSEJがサウスランドを買収する方法で救済した。これ以降は名実ともにセブンイレブンは日本のコンビニエンスストアとなった。なお、セブンイレブンは日本国外でも展開しているが、グループの経緯からかSEJは日本国内でのみ展開し、海外での展開は米国以外も含めて主に子会社の7-イレブン社が担当している。
|